怖い怖い怖い怖い
2004年 12月 15日
皆さん漂流教室というマンガをご存知ですか?
私と漂流教室との出会いは思い起こせば3年近く前、窪塚主演の「ロング・ラブレター 漂流教室」というドラマを見たことがきっかけでした。そのあたりに親戚の家に行ったとき、たまたま原作が本棚にあったのを読んで衝撃を受け、全巻借りて現在もそのまま私の家にあるというシロモノなのです(笑)。
このマンガは簡単にいうと、ある日大爆発が起き、未来(恐らく今ぐらいの設定なのでは?70年代のマンガなので)に小学校だけが飛ばされてしまうという話なのです。しかもその未来というのは、華やかな夢の世界ではなく、荒廃しきった砂漠の世界。水もなく、草や木も生えていません。おまけに未来人類やらわけのわからない化け物が大量に出てくる始末。このような世界に突然放り込まれた子供たちのサバイバルの話。
作者が楳図かずお氏であることからもわかるようにこのマンガはとにかく怖いです。単純に絵が怖いというのもそうなのですが、何より怖いのがこの極限の状態に於いて狂っていく人間たち。まず最初の時点で先生もいたのですが、学校の外が突然砂漠になってしまったというありえない状態にパニックを起こし、一人の教師が他の教師を全員殺してしまいます(彼自身も結局死ぬことになります)。そして給食のおっさん・関谷は給食室のパンを独り占め、はむかう生徒を殺していきます。しかし結局狂ってしまい精神が乳児レベルになってしまいます。そんな風にしてまともな大人はまず一人残らずいなくなってしまうのです。そして子供たちも狂い始めます。最後には2手に分かれた殺し合いに発展し、飢えのあまり人肉を食べたりもします。バトルロワイヤルなんかよりよっぽど怖いです。そしてこの作品の重要なテーマのうちのひとつである母子愛。主人公の翔と翔の母は時を越えてテレパシーのようなものでつながり、それが何度も危機を救っています。最後のほうではステキな恋も生まれるわけですよ。そして最後の結末にはもう、感動ですよ。名ゼリフ。グッジョブ高松!そいで最後の最後、確かドラマ版だと周りの風景がどわーっと緑に包まれていったんだよなー。原作にはそこはかかれてないんだが、ユウちゃんすごいな。環境は僕たちがこの手で守っていかなきゃならないんだというメッセージですね。最後に出てくる馬内っていうのがいるんだけど、それがこの作品でも屈指のグロさだった…目と右腕がふわふわこっちに飛んできて顔をつかまれたらーーーーー!!!ギャー!怖い……
というこのマンガを昨日夜12時ごろ見つけ、4時間かけて読破しました。もう当分読みたくないです…。しかし名作ですよ。是非読んでみてください、怖いけど。
私と漂流教室との出会いは思い起こせば3年近く前、窪塚主演の「ロング・ラブレター 漂流教室」というドラマを見たことがきっかけでした。そのあたりに親戚の家に行ったとき、たまたま原作が本棚にあったのを読んで衝撃を受け、全巻借りて現在もそのまま私の家にあるというシロモノなのです(笑)。
このマンガは簡単にいうと、ある日大爆発が起き、未来(恐らく今ぐらいの設定なのでは?70年代のマンガなので)に小学校だけが飛ばされてしまうという話なのです。しかもその未来というのは、華やかな夢の世界ではなく、荒廃しきった砂漠の世界。水もなく、草や木も生えていません。おまけに未来人類やらわけのわからない化け物が大量に出てくる始末。このような世界に突然放り込まれた子供たちのサバイバルの話。
作者が楳図かずお氏であることからもわかるようにこのマンガはとにかく怖いです。単純に絵が怖いというのもそうなのですが、何より怖いのがこの極限の状態に於いて狂っていく人間たち。まず最初の時点で先生もいたのですが、学校の外が突然砂漠になってしまったというありえない状態にパニックを起こし、一人の教師が他の教師を全員殺してしまいます(彼自身も結局死ぬことになります)。そして給食のおっさん・関谷は給食室のパンを独り占め、はむかう生徒を殺していきます。しかし結局狂ってしまい精神が乳児レベルになってしまいます。そんな風にしてまともな大人はまず一人残らずいなくなってしまうのです。そして子供たちも狂い始めます。最後には2手に分かれた殺し合いに発展し、飢えのあまり人肉を食べたりもします。バトルロワイヤルなんかよりよっぽど怖いです。そしてこの作品の重要なテーマのうちのひとつである母子愛。主人公の翔と翔の母は時を越えてテレパシーのようなものでつながり、それが何度も危機を救っています。最後のほうではステキな恋も生まれるわけですよ。そして最後の結末にはもう、感動ですよ。名ゼリフ。グッジョブ高松!そいで最後の最後、確かドラマ版だと周りの風景がどわーっと緑に包まれていったんだよなー。原作にはそこはかかれてないんだが、ユウちゃんすごいな。環境は僕たちがこの手で守っていかなきゃならないんだというメッセージですね。最後に出てくる馬内っていうのがいるんだけど、それがこの作品でも屈指のグロさだった…目と右腕がふわふわこっちに飛んできて顔をつかまれたらーーーーー!!!ギャー!怖い……
というこのマンガを昨日夜12時ごろ見つけ、4時間かけて読破しました。もう当分読みたくないです…。しかし名作ですよ。是非読んでみてください、怖いけど。
by yuki1104-919
| 2004-12-15 15:30
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